服装について考える
この仕事に携わっていると色々な事が目について自分自身はどうしよう? と考えることが多くあります。
自分の両親もいつどうなるかわからない、、 元気で長生きしてほしいけど、その時のこともちゃんと考えておかないといけない、と思い始めました。

私の母は着物が好きで、私の子供のころの入学式、卒業式には必ず着物で出席していました。当時それは特に珍しいことでもなく何人かは着物を召した方はいました。私は着物の母を見て綺麗だなぁと思っていました。
その思い出がある為 自分も自分の子供の時にはそうしたい! と思い息子たちの入学、卒業時には和服で出席していました。
今時は和装でという方はほぼいなくて、一人浮いてるかなぁ? と思う時もありましたが、着物いいですね、あるけど眠ったままのがあるから次は着てみよう と言われたり、学校の先生に式の格が上がっていい と言ってもらったこともあります。

結婚式ではまだまだ留袖を着るのは一般的ですが、葬儀に和装はもうあまり見ない気がします。突然の事であれば そんな余裕もなければ、準備もいるからでしょうか。

昔、テレビドラマか映画のお葬式シーンで故人の妻が白い喪服を着ているのを見たことがあります。
その時は白を着ることもあるんだ! くらいにしか思わなかったけれど、今になって調べると 故人の白装束に合わせるという意味と もう誰の妻にもなりません、という意味もあるそうです。

今の時代はこれが普通だからこれでいい ・・・ ではなく 自分の立場や状況、意味をしっかり知って ふさわしい出で立ち、立ち振る舞いが出来るよう知識をつけていきたいと思います。